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数学の途中式の大切さをどうやって伝えるか

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数学の途中式について書いた内容だ。

 

 

 

 

 

その途中式の大切さ、

どうやって伝える?

どんな言葉を説明する?

何に例える?

 

 

 

 

 

当然、

 

「途中式はしっかり書け!」

 

とか

 

「途中式は細かく書け!」

 

って言うだけじゃ伝わらないよ。

 

 

 

 

 

 

 

僕はね、

 

 

途中式の大切さは「間違い探し」に例えて話すことが多い。

 

 

 

 

 

あっ、

 

 

ここでいう「間違い探し」ってあれだよ?

 

2つの絵を見比べるやつ。

 

あれって確実に2つの絵が上下 or 左右に並べてあるよね?

 

 

 

 

なんでだろうって考えた時に思いついたんだ。

 

 

 

 

2つ並べてあることによって

目線の移動を一方通行、かつ少なくなるようにしてるんじゃないかと。

 

 

 

 

 

ちょっと想像してみて。

イラスト①とイラスト②があって、その間違い探しをするんだけど

その2つのイラストが

 

 

こんな感じで

 

巻物のような長~い長尺紙の両端に書かれていたらどう?

 

 

 

 

一気に難しくなりそうだよね?

 

 

 

 

 

人って目線が大きく動くと判断能力が鈍るんだよ。

 

判断能力だけじゃないね。

思考力・処理力も鈍る。

 

 

 

実際に数学の問題でやってみると

 

 

 

こんな書き方をすると、目線が忙しい。

 

 

あっちを見て、こっちを見て・・・

 

 

この問題で言ったら、目線の動きは

 

こんな感じになる。

 

 

今はシンプルな例にしたけど、

 

分数の通分や、小数→分数への書き換えが入ってくると

 

かなりゴチャゴチャになってしまうだろうね。

 

 

 

 

 

「人の話は『目』で聞きましょう」

 

 

 

 

 

 

って言われるのも

 

 

僕は同じだと思うんだよね。

 

 

 

 

 

生徒の前に立って授業をしているととても気になるんだ。

 

 

目線があっちこっちに飛んでいく子。

 

 

それは自らの判断力・思考力・処理力を削ぎ落しているんだよ。

 

 

 

 

そりゃあ学力も伸びていかないよね。

 

 

 

 

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