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nakamurashingakukai-ooharu.hatenablog.com
数学の途中式について書いた内容だ。
その途中式の大切さ、
どうやって伝える?
どんな言葉を説明する?
何に例える?
当然、
「途中式はしっかり書け!」
とか
「途中式は細かく書け!」
って言うだけじゃ伝わらないよ。
僕はね、
途中式の大切さは「間違い探し」に例えて話すことが多い。
あっ、
ここでいう「間違い探し」ってあれだよ?
2つの絵を見比べるやつ。
あれって確実に2つの絵が上下 or 左右に並べてあるよね?
なんでだろうって考えた時に思いついたんだ。
2つ並べてあることによって
目線の移動を一方通行、かつ少なくなるようにしてるんじゃないかと。
ちょっと想像してみて。
イラスト①とイラスト②があって、その間違い探しをするんだけど
その2つのイラストが
こんな感じで
巻物のような長~い長尺紙の両端に書かれていたらどう?
一気に難しくなりそうだよね?
人って目線が大きく動くと判断能力が鈍るんだよ。
判断能力だけじゃないね。
思考力・処理力も鈍る。
実際に数学の問題でやってみると
こんな書き方をすると、目線が忙しい。
あっちを見て、こっちを見て・・・
この問題で言ったら、目線の動きは
こんな感じになる。
今はシンプルな例にしたけど、
分数の通分や、小数→分数への書き換えが入ってくると
かなりゴチャゴチャになってしまうだろうね。
「人の話は『目』で聞きましょう」
って言われるのも
僕は同じだと思うんだよね。
生徒の前に立って授業をしているととても気になるんだ。
目線があっちこっちに飛んでいく子。
それは自らの判断力・思考力・処理力を削ぎ落しているんだよ。
そりゃあ学力も伸びていかないよね。
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